T様邸 和歌山市

家屋建替えに伴う和庭の改修と新規植栽。南北東側と新たに植栽を加え景観と目隠しの役割を、目隠しは常緑樹を中心に配置しその他、低木などは四季折々で花実が愉しめるよう樹種をえらびました。もともとの南庭は芝生を張っていましたが、解体時に庭石が排出され、それを活かしての枯山水・石庭と成りました。和室の客間からの眺めを主とし雪見障子で切り取っても映えるよう配置にこだわりました。ジャリは白川砂を用い砂紋で動きを表現。石庭の背景には昔の庭の表情そのままに樹木たちが居てくれます。新規植栽を含め全体的には和モダンなイメージに仕上がりました。